VPN Web Gateway (Webgate) 利用方法

VPNリモートアクセスを公開URL化するサービスの利用方法

SCORER Cloud および SCORER Edge が提供する、簡易でセキュアなリモートアクセス方式である、VPN Web Gateway (略称:Webgate) についてご紹介します。

WebgateはSCORER Cloudのアカウント(SMCアカウント) に紐付くSCORER Edge端末へのアクセスを有線接続やSupport VPN以外の新しい手法として提供するものです。

 

<Webgate接続の一例>
この画面は当社のパッケージプロダクトのSCORER Traffic Counter Edge のものです。
URL欄のURLにアクセスすることで画面にアクセスすることができます。
Support VPNと違って、特定のソフトウェアのインストールなどが不要ですので、より簡易にアクセスしていただくことが可能です。

・メリット
 手軽にアクセスできる
 VPNを張る必要が無いため、SMCアカウントを跨いでの接続も可能である
 1端末ごとにリンク発行ができるため、自分のアカウントのうち1台だけを公開するなど、用途を分けて使うことができる

・デメリット
 公開URLとなるため、セキュリティ管理が必要となる(UI側に認証を設けることは可能)
 ライブビュー閲覧などの通信負担の多い閲覧はコマ送りになる場合もある

 

以下の通りリンク発行及び管理の方法を記載いたします。


1.Webgate管理画面

以下のリンクから管理画面にアクセスします。
https://webgate-biz.scorer.jp/
SMCアカウントのユーザ名/パスワードを入力することでログインができます。
初回ログイン時にWebgate機能を有効化するか否かを確認する画面が出ますので、有効化を選択してください。

ログイン後のトップ画面が以下の画面となります。
Webgate_toppage
ここにはSCORER Cloudのアカウントに属するSCORER Edgeの一覧と、発行済みのWebgateリスト等が表示されます。

<画面情報>

1.画面右上の人型マークをクリックすると表示/操作できる項目
 アカウント名表示
 機能の有効化/無効化
 ログアウト
 使用言語の切り替え(英⇔日)

2.画面左側のタブをクリックすると表示/操作できる項目
 設定ボタンから、Webgate用のサブネット設定変更画面を開くことが可能です。
 これは他のソリューション設定にも影響が出る可能性があるため、変更前に当社担当者へお問合せください。

3.フィルター機能
 デバイス名やカテゴリー、タグなどの情報でデバイスのフィルタリングが可能です。
 多数のデバイス管理を1つのアカウントで実施されている場合に便利です。

4.各デバイス画面
 画面中央下部に各デバイスの情報が記載されています。
<リンクタイプ>
Edge UI (デバイス管理 UI :20001ポートのSCORER Edgeファームウェア画面となります。ソリューションUIで完結するSCORER Traffic Counter Edgeなどのサービスでは原則利用しません。(詳細設定やアプリケーション削除が可能なため、原則利用しないことを推奨します)

Solutions UI (ソリューション UI):80ポートの各サービスのユーザ用画面となります。主にWebgate機能を使うのはこちらとなります。

その他のリンク :20001ポート、80ポート以外のポートへのアクセスが頻繁に必要な場合、個別設定にてリンクの発行が可能です。

 

2.各デバイスの詳細設定画面

各デバイス名をクリックすると以下の画面に遷移します。
この画面で新しいリンクの作成や既存のリンクの設定変更や削除を行うことができます。

<新しいリンクの作成>

「タイプ」にてリンクタイプの選択、プロトコルの選択を行います。
一般的な利用は「デバイス管理UI」もしくは「ソリューションUI」を選択、プロトコルはhttpsを利用します。
Googleなどの検索エンジンに直接インデックスされないようにすることも可能です。
この他、有効期限の設定を行うことも可能です。
なお、リンクを払い出し直すことにより、URLを変更して同じデバイスへアクセスすることもできます。

<特殊な設定>
特殊なポートの選択や、証明書等を準備することにより独自ドメインリンクの発行も可能です。
専門知識が必要な分野でもあるので、ご不明な点はお問合せフォームにて当社へお問い合わせください。