設置環境におけるファイアウォール要件を説明します。
インターネットとの通信
SCORER Edge を利用する場合、デバイスとインターネットの間で以下の通信を許可してください。
プロトコル名 | インターネット側の ポート番号 |
用途 |
HTTPS | 443 TCP |
SCORER Cloud との連携 (監視、制御、映像アップロード、メール送信) |
NTP | 123 TCP および UDP |
時刻合わせ |
DNS | 53 TCP および UDP |
ホスト名の解決 |
デバイスとの通信
SCORER Edge デバイスの管理UIは、20001 番ポートにあります。また、デバイスを SCORER Cloud に登録する際には 11230 番ポートを使用します。
デバイスを SCORER Cloud に登録するスマートフォンアプリ SCORER Starter / SCORER Starter for Biz は、デバイス探索にマルチキャストDNS(mDNS)を使用します。もしお使いのスマートフォンが繋がっているネットワークで、デバイスが表示されない場合、5353番ポートやマルチキャストがブロックされていないか、ご確認ください。
プロトコル名 | デバイス側の ポート番号 |
用途 |
HTTP | 20001 TCP |
デバイスの管理 UI / API |
HTTPS | 11230 TCP |
デバイスの SCORER Cloud 登録用 API |
mDNS | 5353 UDP |
デバイス探索用マルチキャスト |
なお、デバイスへの通信は、通常、同じサブネットから行うため、ファイアウォールにこれらの設定が必要となるケースは稀です。
IPカメラとの通信
IPカメラから映像を受信する場合、SCORER Edge とIPカメラが通信するために、通信経路にあるルーター/ファイアウォールの設定を変更し、新たにポートを開放しなければならない場合があります。
ご利用のIPカメラのベンダーに通信仕様をご確認ください。
SCORER Edge サーバー機能との通信
SCORER Edgeは、RTSP サーバー、HLS サーバー、RTMP サーバー、FTP サーバーといった、サーバー機能を搭載しています。これらの機能をご利用になる場合には、クライアントとの通信が阻害されないよう、ルーター/ファイアウォールの設定を変更しなければならない可能性があります。
通信に利用するポートの番号は、UI 上に表示されていますので参考にしてください。
もしご不明な点がございましたら、本サイトのお問い合わせ窓口まで、ご連絡ください。