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SCORER AREA Counter Edge‐User Manual-

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■サービスの概要

カメラから入力された静止画画像から、エリア内の「人・車・物・動物・水面」等の状況を解析できる汎用型解析サービスです。

●必要な機材について

  • エッジ端末(解析用PC):ACアダプタが同梱されております。

    • 11世代のcore i7
    • 型番:intel_NUC11PAHi70000/16GB(今後32GB)/240GB/2m
  • IPカメラ

    • FTPによる静止画の受信
      IPカメラから静止画を切り出し、SCORER Edge内のFTPサーバへ送信します。これにより、定期的に静止画を解析する仕組みを提供します。画質はフルHD(1920×1080)推奨となります。IPカメラとエッジ端末は同じLAN内に設置されており、FW等により通信が阻害されない環境と帯域が必要になります。

    • 静止画API接続による静止画の受信
      Safie、ギガらくカメラ、クラウド録画カメラサービス 「coomonita (コーモニタ)」の3種類のサービスに対応しています。

  • 1台のエッジ端末につき3~20台のカメラ接続が可能となります。
    ※解析頻度により接続台数は変動致します。

●システム構成について

サービスUIへの接続はEthernet接続もしくはVPNによるリモート接続となります。

解析の設定、検知ログデータの閲覧、ダウンロード等はサービスUIで実施します。

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●検知に利用しているアルゴリズム

カメラの1枚の画像に対し、物体と水面の検知を行います。物体検知は、2つのアルゴリズムのうち検知したい内容に応じて選択いただきます。

物体検知:①Clowd Localization/②Yolov4

①Clowd Localization

  • 分析ターゲットは人の頭部となります。

②Yolo v4

  • 分析ターゲットは複数の種別から指定できます。

    種別はcoco datedet の定める範囲を参照しご指定ください。

Untitled (5)水面検知:Semantic Segmentation

●分析タイプ

アルゴリズムで検知した後の解析として、2つの分析方法が選択できます。

  • Count:物体検知でエリア内で検知された物体から、指定した条件に合致する物体の数をカウントします。
  • Ratio:水面検知の結果を基に、エリア内の水面と判定された割合を計算します。

●結果のアウトプット

エリア内の物体や水面の存在有無を検知し、その状況を分析した結果をアウトプットします。

  • UIでグラフデータを簡易表示しており、リアルタイムに確認できます。

  • 解析結果をスナップショットやCSVファイルにダウンロードすることができます。

  • 指定したメールアドレス宛にメールでアラート発砲することができます。

  • その他、接点連動でのアラート発砲やAPI等の外部連携も対応可能です。

    (※別途料金が発生する可能性が有ります。)

■AREA Counter Edgeの利用方法

エッジ端末/IPカメラの設定と連携

SCORER AREA Counter UIの利用方法

UIで確認できるアウトプット

■データベースの管理について

  • データベースのレコードは365日後に削除されます。
  • ディスクの空き容量は10分に1回チェックします。
    • チェック時にディスク使用量が80%を超えていた場合、使用量が70%以下になるまでタイムスタンプが古いファイルを削除します。
    • 30日以上前のファイルは自動的に削除されます。
  • カウントや水面割合のデータに関するデバックログは、ファイル生成の14日後に削除されます。削除処理は10分に1回行われます。